普通免許で乗れる車種の時代遍歴を辿るサイト

普通免許で乗れる車種の時代遍歴

まさか、4tトラックまで運転できていたなんて

おそらく、ニュースや新聞紙面では普通免許の改正について、その詳細が報道されていたのだと思います。 けれども、日常生活に差し迫った問題ではなかったので、聞き逃していたに違いありません。 免許更新の際に中型と表示されて、あらためて気づいた普通免許で乗れる車種について、歴史を辿りながら調べてみましょう。

準中型免許を増やさざるを得ない、社会背景を考える

2017年の改正では、中型免許に続き準中型免許の枠が設けられました。 なぜ、中型だけではダメだったのか、そこに疑問が集中するかもしれません。 けれども、そうせざるを得なかった何かしらの社会背景があったはずなので、ここでは、そこに切り込んでみようと思います。

それでは結局、普通免許でどこまで運転できるのか

これまでの変遷を辿った結果、現在の普通免許ではどの車種まで運転できるのか、調べてみたいと思います。 その結果、2007年以前に普通免許を取得していた人と、それ以降に取得した人ではどれだけの差があるのかを比較してみて、その重要性を検証してみましょう。

普通免許のはずが、条件付の中型免許になってる

職業ドライバーでない限り、普通免許で自分がどれだけの車種を運転できるのか、細かく調べることはないかもしれません。
自家用車ひとつとっても、普通車か軽自動車かの区別程度で、車両総重量や最大積載量までは、なかなか思いがめぐらないと思います。

1956年に、運転免許が普通自動車と大型自動車免許に分かれ、定員人数11人以上の自動車と最大積載量が5t以上の貨物自動車は、普通免許で運転することができなくなりました。

その後、1960年に道路交通法施行規則が施行され、普通自動車免許で運転できる自動車が、車両総重量8t未満、最大積載量5t未満、定員人数が29人以下となったのです。
また、小型自動四輪車免許が条件付で普通自動車免許に統合されました。

それからも、1970年に普通免許で運転できる定員人数が10人以下に変更され、さらに2007年には、中型自動車免許制度の新設されることになり、車両総重量5t未満、最大積載量3t未満、定員人数10人以下へと変更されました。

そして、2017年に準中型自動車免許制度の新設により、車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満および定員人数10人以下へと変更されることになったのです。

そもそも、道路交通法が改正されるには、社会情勢や交通環境の変化にともない、深刻な交通事故を減少させるための取組みがあるわけで、この経緯を考えたとき、それまでにどれだけ悲惨な交通事故が起こっていたのか、あらためて気づかされました。

そこで、この改正にともない、普通免許で載れる車種がどのように変遷を遂げてきたのか、調べてみることにしました。